第40回日本食品微生物学会学術総会
【会 期】
令和元年11月28日(木)~11月29日(金)
【会 場】
タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4-1-1)
【総会長】
工藤由起子(国立医薬品食品衛生研究所)
第1日目:11月28日(木)
特別講演
「サルモネラ属菌と腸炎ビブリオによる食中毒の減少をめざした調査・研究をふりかえって」
- 時間:
- 14:30~15:25 A会場(5階 大ホール)
- 講演者:
- 熊谷 進(東京大学名誉教授)
- 司会:
- 工藤由起子(国立医薬品食品衛生研究所)
シンポジウム I
「対策が注目されている食中毒の背景と現状」
- 時間:
- 15:35~17:25 A会場(5階 大ホール)
- 司会:
- 木村 凡(東京海洋大学)、大塚佳代子(埼玉県衛生研究所)
- S-I-1
- カンピロバクター食中毒のリスク低減に向けた課題と対策
三澤尚明(宮崎大学) - S-I-2
- 腸管出血性大腸菌食中毒―最近10年の発生状況及び課題と対策―
斎藤章暢(埼玉県衛生研究所) - S-I-3
- ウイルス性食中毒の対策に潜む落とし穴
斎藤博之(秋田県健康環境センター) - S-I-4
- アニサキスによる食中毒とその原因食品
鈴木 淳(東京都健康安全研究センター)
教育講演 I
「食品衛生法改正による食品安全確保の新たな展開」
- 時間:
- 17:30~18:15 A会場(5階 大ホール)
- 講演者:
- 三木 朗(厚生労働省 医薬・生活衛生局食品監視安全課)
- 司会:
- 小西良子(麻布大学)
第2日目:11月29日(金)
教育講演 II
「MALDI-TOF MS を用いた微生物迅速同定の食品分野への応用」
- 時間:
- 10:40~11:30 A会場(5階 大ホール)
- 講演者:
- 川﨑 浩子(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
- 司会:
- 大西貴弘(国立医薬品食品衛生研究所)
シンポジウム II
「国際社会の中で変化する日本の食品業界」
- 時間:
- 14:10~16:00 A会場(5階 大ホール)
- 司会:
- 宮下 隆(キユーピー株式会社)、土屋 禎(一般財団法人 日本食品分析センター)
- S-II-1
- 新しい豊洲市場での衛生管理について
薩埵真二(前 東京都市場衛生検査所) - S-II-2
- 発展する食品流通とさらなる進化に向けた研究開発
永田雅靖(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構) - S-II-3
- 食品業界における国際的な食品安全認証の潮流
大羽哲郎(一般財団法人 食品安全マネジメント協会) - S-II-4
- 2020年オリンピック・パラリンピックへの対応
丸山 玄(公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)
一般演題【口頭発表】第1日目:11月28日(木)
A会場(大ホール)
9:30~10:10 座長 西川 禎一(大阪市立大学大学院)
- A-1
- 2018年における腸管出血性大腸菌の MLVA による分子疫学解析
○泉谷秀昌、李 謙一、石嶋 希、伊豫田 淳、大西 真
国立感染症研究所 - A-2
- 健康人由来大腸菌の PCR 法を用いた O:H 遺伝子型の解析
○高妻宏暢1)、中村寬海2)、井口 純1)
1)宮崎大学農学部畜産草地科学科、2)地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 - A-3
- Comprehensive Og- and Hg-typing of 367 STEC from cattle
○Nguyen Thi Thu Huong1)、Iguchi Atsushi1)、Ohata Ritsuko2)、Kawai Hisahiro2)、Ooka Tadasuke3)、Nakajima Hiroshi2)、Iyoda Sunao4)
1)Department of Environment and Resource Sciences, University of Miyazaki、2)Department of Health Science, Okayama Prefectural Institute for Environmental Science and Public Health、3)Department of Microbiology, Graduate School of Medical and Dental Sciences, Kagoshima University、4)Department of Bacteriology I, National Institute of Infectious Diseases - A-4
- IS629 分布データの系統樹解析に基づくクラスター間の病原性評価と STEC O157 の Clade 分類
○川瀬 遵1)、平井晋一郎2)、林 芙海3)、横山栄二4)、角森ヨシエ5)、福間藍子1)、酒井智健1)、小谷麻祐子1)、村上佳子1)、和田美江子1)
1)島根県保健環境科学研究所、2)国立感染症研究所、3)島根県雲南保健所、4)千葉県衛生研究所、5)島根県県央保健所
10:10~10:40 座長 朝倉 宏(国立医薬品食品衛生研究所)
- A-5
- 生または加熱不十分な調理で提供される鶏肉の汚染状況
○下島優香子、福井理恵、西野由香里、畠山 薫、添田加奈、黒田寿美代、赤瀬 悟、鈴木 淳、貞升健志
東京都健康安全研究センター - A-6
- MPN Real time PCR 法を用いた生又は加熱不十分鶏肉料理におけるカンピロバクター汚染度調査
○小林洋平1,2)、丹羽 毅3)、柴田伸一郎2)
1)名古屋大学大学院医学系研究科、2)名古屋市衛生研究所、3)名古屋市保健所中保健センター - A-7
- 迅速 real-time PCR 機を利用したカンピロバクター菌のコントロールの可能性
○村岡正章1)、橋本信一郎2)、水谷幸仁1)、多田哲太郎1)
1)日本板硝子株式会社、2)株式会社ウェルファムフーズ
B会場(小ホール)
9:30~10:10 座長 勢戸 祥介(大阪府立大学大学院)
- B-1
- 夏場に流通する岩ガキと生産海域における下水からのノロウイルスの検出状況
○秋野和華子1)、斎藤博之1)、野田 衛2)、上間 匡2)
1)秋田県健康環境センター、2)国立医薬品食品衛生研究所 - B-2
- 地下式受水槽のノロウイルス汚染を原因とする食中毒事例
○野本竜平、有川健太郎、植村 卓、米澤武志、濵 夏樹、中西典子、田中 忍、岩本朋忠
神戸市環境保健研究所感染症部 - B-3
- ノロウイルス検査用リアルタイム PCR 試薬の開発
○寺内謙太、山﨑友美、曽我部 敦
東洋紡株式会社 - B-4
- ノロウイルス遺伝子型判別(dual typing 法)の省力化
○齋藤憲介、吉崎美和、松本裕之、上森隆司
タカラバイオ株式会社
10:10~10:40 座長 高橋 知子(岩手県環境保健研究センター)
- B-5
- Nested リアルタイム PCR を用いた食品および拭き取り検体からのノロウイルス検出率の向上
○永野美由紀、浅倉弘幸、長島真美、矢尾板優、林 志直、長谷川道弥、根岸あかね、熊谷遼太、河上麻美代、北村有里恵、加來英美子、千葉隆司、貞升健志
東京都健康安全研究センター - B-6
- ウイルス不活性化評価手法の策定に向けた検討(3)—代替 CA6 株間の消毒剤感受差とその他の留意点
○髙木弘隆1)、斎藤博之3)、野田 衛2)、上間 匡2)
1)国立感染症研究所、2)国立医薬品食品衛生研究所、3)秋田県健康環境センター - B-7
- 海水及び環境水からのウイルス回収方法の検討 吸着レジンでの検討
○髙木弘隆1)、野田 衛2)
1)国立感染症研究所、2)国立医薬品食品衛生研究所
C会場(瑞雲)
9:30~10:00 座長 岩出 義人(三重県保健環境研究所)
- C-1
- ウェルシュ菌芽胞の発芽阻害剤とライブ・セル・イメージングによる阻害過程の解析
○三宅眞実1)、関本訓士2)、西 木の実1)、櫻井研輔1)、安木真世1)
1)大阪府立大学大学院生命環境科学研究科、2)三菱ケミカルフーズ株式会社 - C-2
- 健康保菌者から分離されたサルモネラ O13 群菌(2014年~2019年7月)
○八田守貴、佐藤幸子、神宮司有希子、田中 文、太田建爾
株式会社町田予防衛生研究所 - C-3
- 肉用鶏群及び市販鶏肉のサルモネラ汚染状況と薬剤耐性
○佐々木貴正、百瀬愛佳、朝倉 宏
国立医薬品食品衛生研究所
10:00~10:40 座長 島本 整(広島大学大学院)
- C-4
- 糞便を対象とした溶血性レンサ球菌分離法の検討
○奥野ルミ、畠山 薫、尾畑浩魅、久保田寛顕、内谷友美、有吉 司、横山敬子、貞升健志
東京都健康安全研究センター - C-5
- 食鳥処理場に搬入された鶏におけるブドウ球菌の保菌状況と病原遺伝子の解析
小野久弥1)、木村珠子1)、岡本旺久1)、鈴木康規2)、岡村雅史1)、○胡 東良1)
1)北里大学獣医学部人獣共通感染症学、2)北里大学獣医学部獣医衛生学 - C-6
- 2018年に寿司チェーン店で発生した腸炎ビブリオ食中毒事例
○尾畑浩魅、齊木 大、原田幸子、前田雅子、赤瀬 悟、小西典子、門間千枝、畠山 薫、鈴木 淳、貞升健志
東京都健康安全研究センター微生物部 - C-7
- 養殖魚および養殖環境からのビブリオ属菌の分離と薬剤耐性状況
○森 哲也、岡村奈保子、岸野かなえ、和田真太郎、難波豊彦、伊藤 武
一般財団法人東京顕微鏡院
D会場(平安)
9:30~10:10 座長 山﨑 伸二(大阪府立大学大学院)
- D-1
- ISO 22964:2017 を用いた牛由来検体からのクロノバクター属菌の検出
○岡田由美子1)、荻原博和2)、菊川佳穂2)、鈴木穂高3)、百瀬愛佳1)
1)国立医薬品食品衛生研究所、2)日本大学、3)茨城大学 - D-2
- Listeria monocytogenes の腸管上皮細胞への接着・侵入に関わるインターナリンAの評価
○千葉寛之1)、梶川揚申2)、横田健治2)、五十君靜信2)
1)東京農業大学大学院・農学研究科・農芸化学専攻、2)東京農業大学 - D-3
- 沖縄県の豚、鶏におけるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌およびコリスチン耐性腸内細菌科細菌保有実態調査
○柿田徹也1)、岡野 祥2)、加藤峰史2)、宮平勝人1)、髙良武俊1)、大山み乃り1)、眞榮城德之1)、久場由真仁1)、仁平 稔1)、喜屋武向子1)
1)沖縄県衛生環境研究所、2)沖縄県中央食肉衛生検査所 - D-4
- 災害時ライフライン機能停止を想定した食中毒菌検査方法の検討
○曽根美紀、花輪由記、加藤直樹、土屋彰彦、近藤貴英、宮崎元伸
さいたま市健康科学研究センター
10:10~10:40 座長 大屋 賢司(国立医薬品食品衛生研究所)
- D-5
- 豚もも部位自動除骨ロボットによって処理された豚肉の細菌学的汚染状況調査
○蛯名愛美1)、山口美由記1)、野市哲也1)、原 理洋2)、戸田由紀2)、三浦和行2)、富田昌俊2)、森田幸雄3)
1)スターゼンミートプロセッサー(株)、2)スターゼン(株)、3)東京家政大学 - D-6
- ガス置換包装された食肉中の衛生指標菌の動向
原 理洋1)、加藤千晶2)、野市哲也3)、三浦和行1)、戸田由紀1)、富田昌俊1)、○森田幸雄2)
1)スターゼン(株)、2)東京家政大学、3)スターゼンミートプロセッサー(株) - D-7
- 食品工場における菌叢の遷移と常在化
○河原俊雄1)、岩川 愛1)、菊地美里2)、石田 亘1)、山川宏人1)、高橋 肇2)、久田 孝2)、木村 凡2)
1)㈱日清製粉グループ本社、2)東京海洋大学 食品微生物学研究室
一般演題【口頭発表】第2日目:11月29日(金)
A会場(大ホール)
9:00~9:40 座長 小西 典子(東京都健康安全研究センター)
- A-8
- ニホンジカにおける下痢原性大腸菌の保菌調査および分離株の特徴解析
○築地諒香1)、吉田彩子2,3)、井口 純1)
1)宮崎大院 農・畜産草地、2)宮崎大 農・獣医寄生虫病、3)宮崎大 産業動物防疫リサーチセンター - A-9
- 市販猪肉由来大腸菌の薬剤耐性汚染実態と分離株の遺伝特性について
○山本詩織、中山達哉、朝倉 宏
国立医薬品食品衛生研究所 - A-10
- 下痢原性大腸菌の遺伝子スクリーニングの活用と課題
○水野卓也、奥田智子、野田万希子、門倉由紀子、中田英里、後藤黄太郎、亀山芳彦
岐阜県保健環境研究所 - A-11
- ter operon を保有しない亜テルル酸耐性腸管出血性大腸菌 O157 の解析
○松本裕子1)、小泉充正1)、佐藤寿夫2)、李 謙一3)、伊豫田 淳3)
1)横浜市衛生研究所、2)株式会社 日本微生物研究所、3)国立感染症研究所
9:40~10:10 座長 李 謙一(国立感染症研究所)
- A-12
- 食品取扱い従事者からの腸管出血性大腸菌検出推移と血清型
○田原麻衣子、柿澤広美、伊藤 武
(一財)東京顕微鏡院 - A-13
- 鶏肉における Escherichia albertii 分離培養法の検討
○佐藤実佳1)、大塚佳代子1)、小西典子2)、尾畑浩魅2)、新井沙倉3)、今野貴之4)、床井由紀5)、長岡宏美6)、佐伯美由紀7)、工藤由起子3)
1)埼玉県衛生研究所、2)東京都健康安全研究センター、3)国立医薬品食品衛生研究所、4)秋田県健康環境センター、5)宇都宮市衛生環境試験所、6)静岡県環境衛生科学研究所、7)奈良県保健研究センター - A-14
- 鶏肉での Escherichia albertii 検出法の検討および汚染実態
○新井沙倉1)、大塚佳代子2)、小西典子3)、望月瑞葉4)、永井佑樹5)、原田誠也6)、大屋賢司1)、甲斐明美7)、工藤由起子1)
1)国立医薬品食品衛生研究所、2)埼玉県衛生研究所、3)東京都健康安全研究センター、4)静岡市環境保健研究所、5)三重県保健環境研究所、6)熊本県保健環境科学研究所、7)(公社)日本食品衛生協会
B会場(小ホール)
9:00~9:30 座長 重本 直樹(広島県立総合技術研究所)
- B-8
- 高静水圧処理を用いたカキ中におけるノロウイルスの不活化
○高橋迪子1,2)、岡倉優美子1)、高橋 肇1)、山根久彌3)、林 弘己3)、赤繁 悟3)、久田 孝1)、木村 凡1)
1)東京海洋大学 食品微生物学研究室、2)高知大学 水圏ウイルス研究室、3)クニヒロ株式会社 - B-9
- 加熱変性リゾチームのヒトノロウイルス代替ウイルスに対する不活化効果の検証
○仲沢萌美、石川翔子、與田昭一、兼田春奈、菊地美里、市川将弘、武内 章
キユーピー(株) - B-10
- 高圧処理を用いたカキのノロウイルス不活化の検討
○高橋知子1)、山下裕紀1)、小泉英誉1)、岩渕香織1)、藤森亜紀子1)、加賀克昌2)、高橋雅輝1)
1)岩手県環境保健研究センター、2)岩手県水産技術センター
9:30~10:00 座長 瀬川 由加里(埼玉県衛生研究所)
- B-11
- 食中毒由来株を用いたウエルシュ菌の動向
○茂谷美和1)、山本直美3)、青木日出美1)、小島美千代2)、本多幸康1)、丸山晋二1)
1)愛知県衣浦東部保健所、2)愛知県一宮保健所、3)愛知県豊川保健所 - B-12
- ノロウイルス感染患者由来糞便からのウェルシュ菌エンテロトキシン検出に関する検討
○石岡大成1)、相原義之2)、カール由起3)、重村洋明3)、窪村亜希子4)、本谷 匠2)、中村麻子3)、長岡宏美5)、平井晋一郎9)、藤本秀士6)、大石和徳7)、木村博一8)、 村上光一9)
1)高崎市保健所、2)茨城県衛生研究所、3)福岡県保健環境研究所、4)川崎市健康安全研究所、5)静岡県環境衛生科学研究所、6)九州大学名誉教授、7)富山県衛生研究所、8)群馬パース大学大学院、9)国立感染症研究所 - B-13
- 東京都におけるウェルシュ菌食中毒原因菌の性状とその推移
○門間千枝、尾畑浩魅、鈴木 淳、貞升健志
東京都健康安全研究センター 微生物部
10:00~10:30 座長 野本 竜平(神戸市環境保健研究所)
- B-14
- 乳児ボツリヌス症死亡事例分離株を中心としたA型ボツリヌス菌の遺伝子検査について
○齊木 大、門間千枝、鈴木 淳、貞升健志
東京都健康安全研究センター微生物部 - B-15
- セレウス菌のゼラチン液化試験について
○深谷美季1)、日向美奈子1)、山本弘明2)、伊藤啓三3)、増井恒夫1)
1)愛知県半田保健所、2)愛知県衛生研究所、3)愛知県一宮保健所 - B-16
- MALDI-TOF MS を用いた Bacillus cereus 集落からの嘔吐毒直接検出法の開発
○高橋尚美1)、富松優美子1)、齋藤あゆみ1)、永井里美2)、辻本義憲1)、田村廣人2)
1)株式会社 明治 研究本部 品質科学研究所、2)名城大学 農学部 生物環境科学科
C会場(瑞雲)
9:00~9:30 座長 横山 敬子(東京都健康安全研究センター)
- C-8
- 鶏肉中の衛生指標菌および Campylobacter jejuni に対する過酢酸製剤の効果について
○會田吉祥、高橋 肇、久田 孝、木村 凡
東京海洋大学 食品微生物学研究室 - C-9
- 鶏の生産段階におけるカンピロバクター動態解析
○中山達哉1)、山本詩織1)、朝倉 宏1)、村上覚史2)、鳥居恭司2)
1)国立医薬品食品衛生研究所、2)東京農業大学 - C-10
- 愛知県における Campylobacter jejuni の血清型及び血清遺伝子型
○山田和弘、髙橋佑太、中根衣久美、青木美耶子、續木洋一、松本昌門
愛知県衛生研究所生物学部細菌研究室
9:30~10:00 座長 小嶋 由香(川崎市健康安全研究所)
- C-11
- モバイルリアルタイムPCR装置を用いた Campylobacter jejuni 迅速検出・定量法の開発
○伊藤 智1,2)、村岡正章3)、川口 磨3)、岸本 満2)
1)神戸学院大学栄養学部、2)名古屋学芸大学大学院栄養科学研究科、3)日本板硝子株式会社 - C-12
- Multiplex LAMP 法によるカンピロバクター・ジェジュニ/コリ鑑別法の便及び食品検体への応用
○坂田恭平1)、千葉雄介2)、古井悠賀1)、田村 彩1)、髙橋邦彦1)、濱田佳子1)
1)越谷市保健所、2)埼玉県衛生研究所 - C-13
- FPE 培地を用いたカンピロバクター検査法の検討
○和田真太郎1)、梶塚了介2)、久保亮一2)、鄒 碧珍1)、難波豊彦1)、伊藤 武1) 1)一般財団法人東京顕微鏡院、2)関東化学株式会社
10:00~10:20 座長 盛田 隆行(攝津製油株式会社)
- C-14
- 機能水を用いた水産物の洗浄効果の検討
○大島千尋
水産研究・教育機構 中央水産研究所 水産物応用開発研究センター衛生管理グループ - C-15
- 高糖野菜発酵液由来新種フルクトフィリック乳酸菌 Lactobacillus kosoi の糖代謝経路の解明
○邱 泰瑛1)、山本憲二3)、本間雄二朗1)、小西正朗1)、松﨑千秋4)、高橋知也2)
1)北見工業大学・地域未来デザイン工学科、2)株式会社AOB慧央グループ・アルソアR&Dセンター、3)和歌山大学・産学連携イノベーションセンター、4)石川県立大学・生物資源工学研究所
D会場(平安)
9:00~9:30 座長 高橋 尚美(株式会社 明治)
- D-8
- MALDI-TOF MS を用いた微生物の製造工程管理
○上原さとみ1)、高橋由美1)、吉原祥子1)、尾添充津子1)、勇上恭子2)、鈴木 淳1)、貞升健志1)
1)東京都健康安全研究センター、2)東京都南多摩保健所 - D-9
- 食品分野における定量次世代シークエンス(qNGS)の有効性について
○高橋 肇1)、菊池美里1)、河原俊雄2)、岩川 愛2)、石田 亘2)、山川宏人2)、久田 孝1)、木村 凡1)
1)東京海洋大学 食品生産科学部門 食品微生物学研究室、2)(株)日清製粉グループ本社 - D-10
- マウス盲腸内のタマゴ感受性腸内常在菌(Egg-SIB)
○福永真由、摺木克信、鹿野綾音、高橋 肇、木村 凡、久田 孝
東京海洋大学(院) 食品微生物学研究室
9:30~10:00 座長 久田 孝(東京海洋大学)
- D-11
- 要冷蔵条件下における低温増殖性細菌芽胞の増殖確率予測モデルの開発
鶴間菜月1)、道東慎也1)、石田 亘2)、小山健斗1)、○小関成樹1)
1)北海道大学大学院農学研究院、2)日清製粉グループ本社 - D-12
- 正露丸の主成分木クレオソートのアニサキス属線虫に対する運動抑制効果の検証
○たぎし英彰、緒方規男、森野博文、三浦孝典、押田恭一
大幸薬品株式会社 - D-13
- 牛枝肉の汚染状況調査における国際食品微生物規格に基づくサンプリングプラン
○葛岡功弥子1,2)、河合浩二2)、清水 薫1)、岡田彩加1)、山内俊平2)、猪島康雄1)
1)岐阜大学大学院連合獣医、2)豊橋市食肉衛生検査所
10:00~10:30 座長 渡辺 麻衣子(国立医薬品食品衛生研究所)
- D-14
- 小麦粉中の微生物分布
○福島由美子、市川幸充
株式会社ファインテック - D-15
- 平板塗抹培養法、混釈培養法、乾式フィルム培地法における真菌の検出差について
○木全弘一1)、金井勇治2)
1)日清オイリオグループ株式会社、2)スリーエム ジャパン株式会社 - D-16
- ナチュラルチーズに分布する変敗原因酵母とその特性について
○吉良 透、市川裕夏、保坂真歩、高橋 肇、久田 孝、木村 凡
東京海洋大学 食品微生物学研究室
一般講演(ポスター発表)
展示会場(展示ホール)
第1日目:11月28日(木)9:30~18:20
第2日目:11月29日(金)9:00~14:30
<討論時間>
奇数番号:11月28日(木)10:45~11:45
偶数番号:11月29日(金)13:00~14:00
- P-1
- 同一感染者から分離された腸管出血性大腸菌のゲノム多様性解析
○李 謙一、伊豫田 淳、大西 真
国立感染症研究所 細菌第一部 - P-2
- Effect of pH on the viability of E. coli during storage
○Shi Yang、Zhang Xue、Zhang Zhenya
筑波大学生命環境科学研究科 - P-3
- 食鳥処理場における鶏と体のカンピロバクターによる汚染状況
○畑中律敏1)、日根野谷 淳1,2)、山﨑伸二1,2)
1)大阪府立大学 大学院生命環境科学研究科 獣医国際防疫学教室、2)大阪府立大学 アジア健康科学研究所 - P-4
- 次世代シークエンサーを用いた SNVs 解析が複数のカンピロバクター食中毒の関係性を明らかにした
○大野祐太1)、池田徹也1)、久保亜希子1)、熊田洋行2)、関 みさと2)、関塚剛史3)、黒田 誠3)
1)北海道立衛生研究所、2)倶知安保健所、3)国立感染症研究所 - P-5
- 自動生菌数測定装置 TEMPO を用いた Campylobacter 定量法と mCCDA 培地との比較
○渡部百合1)、関口幸恵1)、内田和之1)、朝倉 宏2)
1)ビオメリュー・ジャパン株式会社、2)国立医薬品食品衛生研究所 - P-6
- 大阪市内の食中毒患者から分離された Campylobacter jejuni の分子疫学解析
○中村寛海1)、野本竜平2)、山本香織1)、朝倉 宏3)、梅田 薫1)、小笠原 準1)
1)地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所、2)神戸市環境保健研究所、3)国立医薬品食品衛生研究所 - P-7
- 市販鶏肉類からの Campylobacter coli 特異的溶菌ファージの分離
○古田宗宜1)、本城賢一2)、宮本敬久2)
1)中村学園大学栄養科学部、2)九州大学大学院農学研究院 - P-8
- 食品従事者の検便におけるサルモネラ属菌の検出状況
○木村 茂、寺津道弘、村上理恵、小川和洋、逸見しおり、後藤充弘 一般社団法人東京都食品衛生協会 東京食品技術研究所 - P-9
- 「食品安全情報(微生物)」に見る海外の食中毒アウトブレイク(2016~2018年)
○田村 克、窪田邦宏、天沼 宏、酒井真由美、荻原恵美子、畝山智香子
国立医薬品食品衛生研究所 - P-10
- DNA マイクロアレイを用いたサルモネラ属菌血清型判別方法の開発
○寿命伸哉、山崎隆明、一色淳憲
東洋製罐グループホールディングス株式会社 綜合研究所 - P-11
- 食品由来サルモネラ属菌の主要血清型での MLST 解析
○大屋賢司、新井沙倉、工藤由起子
国立医薬品食品衛生研究所 - P-12
- 食品取扱施設における黄色ブドウ球菌の汚染調査および新型エンテロトキシン遺伝子保有状況
○梅田 薫1)、永井佐知子2)、中村寛海1)、小野久弥3)、西村真衣2)、宮木行雄2)、山本雅由2)、小川登紀子2)、西 康之2)、軽部大助2)、説田 景2)、黒岡伸夫2)、奥原 潤2)、小笠原 準1)
1)大阪健康安全基盤研究所、2)大阪市保健所、3)北里大学獣医学部 - P-13
- 市販食品における Staphylococcus argenteus の汚染状況調査
○若林友騎、川津健太郎
(地独)大阪健康安全基盤研究所 細菌課 - P-14
- レシチナーゼ反応陰性のウェルシュ菌による食中毒事例
○瀬川由加里1)、門脇奈津子2)、榊田 希1)、中川佳子1)、佐藤実佳1)、大塚佳代子1)
1)埼玉県衛生研究所、2)埼玉県食肉衛生検査センター - P-15
- 埼玉県で分離された腸炎ビブリオの分子疫学解析(1998年-2018年)
○中川佳子1)、佐藤実佳1)、榊田 希1)、瀬川由加里1)、土井りえ1)、門脇奈津子2)、大塚佳代子1)、島田慎一1)
1)埼玉県衛生研究所、2)現 埼玉県食肉衛生検査センター - P-16
- シカ腸内細菌叢は亜種間で異なるか?
○朝倉 宏1)、伊澤和輝2)、山本詩織1)、川瀬 遵3)、清水秀樹4)、青木佳代5)、杉山 広6)、壁谷英則7)、小西良子8)、髙井伸二9)
1)国立医薬品食品衛生研究所、2)東京工業大学、3)島根県保健環境科学研究所、4)山梨県食肉衛生検査所、5)滋賀県衛生科学センター、6)国立感染症研究所、7)日本大学、8)麻布大学、9)北里大学 - P-17
- 香辛料の表面に付着する菌叢のメタゲノム解析
中上奈都美1)、吉原静恵1)、○倉橋健介2)、徳本勇人1)
1)大阪府立大学 自然科学類 生物科学課程、2)大阪府立大学工業高等専門学校 - P-18
- MALDI-TOF-MS による浅漬け保存中の菌叢変化解析
○髙橋俊彰1)、柴崎未来2)、藤江尚香2)、中山素一2)、宮本敬久3)
1)株式会社アキモ、2)九州産業大学生命科学部、3)九州大学大学院農学研究院 - P-19
- カカオ豆の細菌汚染状況の解析
島本 敏1)、上野 聡2)、佐藤清隆2)、成谷宏文1)、○島本 整1)
1)広島大学大学院統合生命科学研究科食品衛生学研究室、2)広島大学大学院統合生命科学研究科食品物理学研究室 - P-20
- 病原性 Yersinia の Multiplex PCR による迅速検出法の開発
○Bui Thi Hien1)、池内隼佑1)、工藤由起子2)、林谷秀樹1)
1)東京農工大学、2)国立医薬品食品衛生研究所 - P-21
- リステリア属 17 菌種用増菌培地の検討
○山崎隆明、一色淳憲
東洋製罐グループホールディングス株式会社 - P-22
- 食品からの溶血性レンサ球菌の効率的な分離に関する検討
○門脇奈津子、瀬川由加里、佐藤実佳、中川佳子、大塚佳代子、石井里枝
埼玉県衛生研究所 - P-23
- 高集積蛍光ラベルによる高感度 DNA マイクロアレイ技術を用いた迅速微生物検出法の開発
○蓼沼 崇、宮内祐樹、田口朋之
横河電機株式会社マーケティング本部イノベーションセンター - P-24
- メンブランフィルターの孔径の違いが生菌数測定結果に及ぼす影響
○鈴木早織、林 健二、前川幸子
一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所 微生物部 微生物研究課 - P-25
- 3M™ペトリフィルム™生菌数測定用 AC プレートを用いた低温細菌測定法の検討
○須田貴之、守山隆敏
スリーエム ジャパン株式会社 フードセーフティ製品技術グループ - P-26
- 小麦粉由来アラビノキシランの抗菌スペクトル
○酒井仁美1,2)、酒井 徹2)、金丸 芳1)、横井川久己男1)
1)徳島大学大学院社会産業理工学研究部、2)徳島大学大学院医歯薬学研究部 - P-27
- 乳酸菌塗布によるコマツナの葉圏菌叢の制御
雫 胡桃、吉原静恵、○徳本勇人
大阪府立大学 自然科学類 生物科学課程 - P-28
- 低温発育性細菌 Bacillus weihenstephanensis 芽胞の耐熱性および発芽特性
○増富大樹1)、山木将悟2)、山﨑浩司2)、川合祐史2)
1)北海道大学大学院水産科学院、2)北海道大学大学院水産科学研究院 - P-29
- 健常青年における広域セファロスポリン耐性腸内細菌科の保菌率推移と分子疫学的特徴
○東 希実、蓮沼裕也、徳岡由一
桐蔭横浜大学 医用工学部 生命医工学科 - P-30
- 食中毒細菌に対して抗菌作用を有する海産未利用資源成分の探索
○藤本寿々、三浦菜那、大川 駿
函館工業高等専門学校 - P-31
- Lactobacillus acidophilus 1028 の増殖に対するナノバブルの影響
○Guo Zitao、Zhang Zhenya
筑波大学生命環境科学研究科 - P-32
- Lactobacillus acidophilus 1028 による重金属イオンの吸着に対するナノバブル水の影響
○Kong Lingquan、Guo Zitao、Zhang Zhenya
筑波大学生命環境科学研究科 - P-33
- ナノメートルの気泡の安定性は乳酸菌の重金属への吸着性に影響を与える
○Wang Hanxiao、Guo Zitao、Zhang Zhenya
筑波大学生命環境科学研究科 - P-34
- ポリ-γ-グルタミン酸の志賀毒素吸着と CACO-2 細胞への影響
浅田将来1)、○金丸 芳4)、山﨑義輝2)、山下晶央2)、林 順司4)、川上竜巳4)、田中 保4)、後藤月江3)、横井川久己男4)
1)徳島大院・総合科学、2)徳島大・生物資源、3)四国大・短大、4)徳島大院・生物資源 - P-35
- メタデータ俯瞰可視化ツール(TOMVi)の開発
○京井大輔、山本裕之、三上夏実、石井亮多、田中浩樹、福田成樹、河原井武人、荻原博和
日本大学 - P-36
- Mg(OH)2-biochar as adsorbent for phosphate removal
○He Wenhao、He Hui、Zhang Zhenya
筑波大学生命環境科学研究科 - P-37
- 免疫磁気ビーズを用いたカキからのノロウイルス抽出法の検討
○島田敬司1)、諸藤 圭1)、土屋 禎1)、山崎謙治2)、浅尾 努1)
1)(一財)日本食品分析センター、2)(株)富士微生物研究所 - P-38
- バイオプリンティング技術によるノロウイルス検査用標準物質の開発
○橋本みちえ1)、米川侑希1)、中澤 聡1)、梶川益紀2)
1)株式会社リコー HC事業本部 バイオメディカル事業センター 診断薬事業開発室 DNA標準プレートグループ、2)株式会社リコー HC事業本部 バイオメディカル事業センター 診断薬事業開発室 - P-39
- 納豆抽出物と ε-poly-L-lisin を用いた新規抗ウイルス剤の評価
○横田奈々1)、伊藤英晃2)、福士英明1)、佐藤淳一1)
1)JNC株式会社、2)秋田大学 理工学研究科生命科学専攻 - P-40
- ブドウ種子抽出物がノロウイルスに及ぼす影響
○西谷巧太1,2)、國武広一郎1)、盛田隆行1,2)、勢戸祥介2)
1)攝津製油(株)、2)大阪府立大院 生命環境科学研究科 - P-41
- 自家製酵母種を構成する微生物叢の網羅的解析と潜在的リスクに関する研究
○中野優子、長濱統彦
ノートルダム清心女子大学 - P-42
- 発酵種および発酵食品由来の酵母と乳酸菌による複合バイオフィルム形成
○河原井武人、堀岡雅貴、國清理衣、小森谷英希、佐藤遼太郎、大沼才晏、京井大輔、荻原博和
日本大学 生物資源科学部 食品生命学科 食品衛生学研究室 - P-43
- 発酵した生ハチミツに含まれる酵母の分子系統解析
○近野真央、高橋純一
京都産業大学大学院 生命科学研究科 - P-44
- 国内の農作物におけるフモニシン産生性 Fusarium 属菌の分布状況に関する検討
○小池義浩1)、吉成知也2)、須賀晴久3)、中川博之4)、清水公徳1)、高橋治男2)、工藤由起子2)、渡辺麻衣子2)
1)東京理科大学大学院、2)国立医薬品食品衛生研究所、3)岐阜大学、4)農研機構食品研究部門 - P-45
- 耐熱性カビの殺菌剤効力試験法の検討
○榊 美保、吉浪 誠
イカリ消毒株式会社 LC環境検査センター - P-46
- 自家製塩麹中の微生物叢の網羅的解析による食品衛生学的評価
○岡 裕香、長濱統彦
ノートルダム清心女子大学 - P-47
- Aspergillus terreus AtmelA 遺伝子破壊によるロバスタチン生産への影響
○坂野恭子1)、波多謙司朗1)、清水公徳1,2)
1)東京理科大学、2)千葉大学 - P-48
- Kudoa septempunctata に対する駆虫効果を有する薬剤の網羅的探索
○大西貴弘1)、古屋晶美2)、新井沙倉1)、吉成知也1)、後藤慶一2)、工藤由起子1)
1)国立医薬品食品衛生研究所、2)東海大学